金属アレルギーの検査は何科?検査方法や費用はいくら?

金属アレルギーの人は、
結婚指輪を購入するときに色々と気を付けなければなりませんよね。

自分が、どの金属にアレルギーが出ているのか、
ちゃんとわかっている場合は良いのですが、

「なんとなく、金属アレルギーっぽい」

という認識で、検査をしたことがないと、
一生ものの結婚指輪をどの素材で作るべきか悩んでしまうと思います。

今回は結婚指輪を買うにあたって、
金属アレルギーを心配する人向けに、
金属アレルギーの検査について、ご紹介します。




スポンサーリンク



  

金属アレルギーの検査は何科でできる?

金属アレルギーといっても、
人によってダメな金属の種類が違います。

なので、結婚指輪を作るとなったら、
どの素材がダメで、どの素材ならOKかを知り、
作りたいですよね。

では、その金属アレルギーの検査ですが、
何科でできるのでしょうか??

金属アレルギーの検査を行っているのは、歯科と皮膚科です。

ただ、歯科は、歯科治療で使うことになる金属が大丈夫かどうか?
を調べるための検査になるので、

指輪を作るにあたって大丈夫な金属を調べる場合は、皮膚科を受診することになります。

では、皮膚科ならどこでも金属アレルギーの検査をしてくれるのでしょうか?

小さい町の皮膚科などは金属アレルギーの検査を行えないこともあります。
また、場所によっては、検査できる金属の種類が少ない。
ということも考えられます。

なので、大学病院の皮膚科とか、総合病院の皮膚科など、
できるだけ大きな病院に電話で検査が行えるかどうかを確認することをおすすめします。



金属アレルギーの検査方法は?

では、金属アレルギーの検査はどんな方法で行われるのでしょうか??

調べてみたんですけど、コレが結構びっくり!
大変そうなんですよ!

多くの専門医では「パッチテスト」を行います。
血液検査をする医者もあるそうなのですが、
パッチテストの方がより正確にわかるんだそうです。

では、そのパッチテスト。どんな方法か見てみましょう。
正式名を「48時間閉鎖型パッチテスト」と言います。

なんだか…48時間、閉鎖って…すごい名前ですよね。

では、手順を紹介します。

1.背中に金属試薬を紙に染み込ませたものを背中に貼ります。

紙自体は小さいものですが、何種類かの金属を調べるので、
結構な枚数を背中に貼ります。

2.2日後、再び皮膚科へ生き、最初の判定を行います。

3.最初の判定の翌日、2回目の判定

4.初日から1週間から10日後、最後の判定

この様に、かなり時間もかかるんですよね。

で、金属アレルギーの可能性がある金属の場合は、
金属試薬を貼った部分が赤くなったりします。

さらに、この検査中には、注意事項もたくさんあります。

金属アレルギーパッチテストの注意事項とは?

・最初の判定まで、お風呂に入れない

・なるべく汗をかかないようにする

・服に検査薬が着き、シミになってしまう可能性あり

・アレルギーの反応が出た場合、背中に痕が残る場合もある

・背中にパッチテストを貼るのでブラジャーを付けられない

・痒くても掻いたり、テープを剥がしてはいけない

結構制約が多くて大変ですよね…。

特に、背中に痕が残っちゃうのは嫌ですよね。
これからウェディングドレスを着るっていうのに、
パッチテストの丸い痕が付いていたら台無しです。

また、金属アレルギーのパッチテストをやったことのある人の話だと、
結構痒いんですって。
痒いのに掻いちゃだめ…。かなり拷問ですよね…。

また、お風呂に入れないのも、
ブラを着けられないのも、働く女性にはかなり厳しい条件かもしれません…。

金属アレルギーの人が選ぶ結婚指輪の素材は「チタン」が多いですよね。
それは、チタンが金属の中で一番アレルギーが起こりにくい金属だからなんですよね。

パッチテストはかなりの時間と労力と苦痛が伴いそうです…。
なので、「チタン」が自分に大丈夫かどうか調べるのであれば、
結婚指輪を買う前に「チタン」の指輪を自分で買ってみるのもいいかもしれません。
チタンは、安価な金属。
お試しで一つ自分でファッションリングを買ってみます。
そして、しばらくつけてみてはいかがでしょうか?

それでアレルギーのような反応が出るなら、チタンもダメということがわかります。
大丈夫そうであれば、いよいよチタン製の結婚指輪を購入するというのはどうでしょうか?

労力とリスクがこっちのほうが少ないのではないかと思います。

スポンサーリンク





金属アレルギーの検査の費用はいくら?

では、この大変なパッチテストをもしも、皮膚科で受診して受けるとすれば、
一体価格はどのくらいになるのでしょうか?

価格は病院によっても異なります。
また、保険適応になるか、適応外になるかによっても変わりますよね。

まずは「保険適応」についてです。

病院によっては保険適応でやってくれるところもあります。

ただ、一般的に考えると…

・既に、なんかしらのアレルギー症状が出ていて、
もしかして金属アレルギーでは?
と金属アレルギーの可能性を疑い検査をする場合は保険適応

・別に何もアレルギーは出ていないが、
金属アレルギーの検査をしたい!という場合は保険適応外

となる場合が多いです。
結婚指輪を作るために、金属アレルギーを調べたい!
という場合は症状が出ていないと思いますので、
保険適応外になる可能性が高いと考えたほうが良いでしょう。

次に費用ですが、保険適応外で5000円から10000円くらいと、
病院によってもマチマチです。
保険適応だと、大体、2000円程度で済むかと思います。

ただ、価格は受診する病院によっても異なると思いますので、
予め問い合わせしておいたほうがいいですね。



結婚指輪のために金属アレルギー検査する

金属アレルギーの検査について調べれば、調べるほど、
大変そうだな~いやだな~という気持ちがふつふつと湧き出てしまいました。

個人的には、
結婚指輪の素材の「チタン」などを指にはめて、
アレルギーが出るかどうか調べるのが一番いいかなあなんて思います。

金やプラチナはちょっと高くてお試しに買えるものではありませんが
母などが金プラチナ製のアクセサリーを持っていたら借りてみるというのもアリだと思います。



スポンサーリンク



コメントを残す




このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください