結婚式のウェルカムボードやウェルカムドールに、
シルバニアファミリーを使う人、多いのではないでしょうか?
私も子供のころからシルバニアが好きだったので、
シルバニアのうさぎさんで新郎新婦を作り、
ウェルカムドールとリングピローに使いました。
今回は、誰でも簡単にできるシルバニアファミリーのウェディングドレスの作り方を紹介します。
面倒に布のサイズを測ったり、綺麗にまっすぐ布を切ったり、ということは全くナシです。
昔からお裁縫がすごく苦手の私でも出来た方法なのでできない人はいないんじゃないかな~と思います。
シルバニアファミリー ウェディングドレスの作り方
今から紹介するウェディングドレスの作り方は、
・布をまっすぐ几帳面に切らなくていい
・とにかく楽をして作る
・ただし脱着はできません
という、楽々、結構適当な感じでもできる方法です。
(でもそれなりの出来になりますよ^^)
所要時間、45分くらいでできちゃうので気軽な気分で挑戦してみてくださいね。
まずは、用意するものです。
・シルバニアの人形
(おすすめはうさぎさんです。しっぽにボリュームのあるリスさんはやりにくいかも…)
・布(ドレスっぽいサテン生地)
・布(ベールに使う、アミアミのやつ)
・白のリボン(サテンっぽいのとスケスケのやつ)
・お裁縫セット
・裁ちばさみ(普通のハサミでも可)
・ボンド(あると便利。楽できる)
布は、小さくていいので、布屋でワゴンで売っている切れ端で十分ですよ。
まずは、ウサギさんの服を脱がします。
今回は、「ショコラウサギの女の子」で作っていきます。
サイズ的にもう少し大きい場合は、「ショコラウサギのお母さん」がいいですね。
まずは、リボンを用意します。
今回は、ちょっと太目幅のスケスケリボンを使います。
…が、この半分くらいの幅のものでもOKです。
長さは、図ってないのですが、一応写真に15センチ定規を置いてみました。
大体45㎝くらいでしょうか。
適当で大丈夫なのですが、ボリュームあるドレスを作るためには長めがおすすめです。
長さがわからなければ、リボンを切る前に縫い始めて、いい感じのところで切ってみてください。
リボンを半分に折り、塗っていきます。
使うリボンは、細めのリボンの場合は、半分にはおらず、
上の一片だけに針を通していきます。
チクチクと、波縫いでどんどん縫っていきます。
縫い幅?とか特に気にしません。適当でOK大丈夫です。
ざっくり縫っていけばOKです。
まだ縫い途中ですが、こんな感じで、ウサギさんの腰に最後巻いていきます。
長さの目安として、合わせつつやってみてくださいね。
端まで縫い終わったら、糸をキューっとひっぱりギャザーを寄せます。
寄せてから玉止めをして糸を切ります。
できたドレスをウサギさんの腰に巻いていきます。
後ろを軽く整えます。
布がしっかりと止まるように、後ろを縫い、止めます。
玉止めは適当なところにします。
ドレスのフリフリで隠れるところにやると良いですが、
どこでやっても大体隠れます。大丈夫です。
スカート部分、完成です。
ここで、なぜリボンを使うか、というのを簡単に説明させていただきますね。
布を使って同じような工程をしてもいいんじゃないか?と思うかもしれないのですが…。
布って、切ると切ったところからどんどんほつれていってしまうんですよね。
「ほつれ」を防ぐためには、切ったところを折り返して縫う必要があるのですが、
ただでさえ、小さいシルバニアのお洋服。
折り返して縫うなんて、不器用な私にはできませんでした…( ;∀;)
「リボン」ならほつれる心配がないので、
綺麗に作ることができますよ。
ちなみに、布のほつれを解消する方法に、
ボンドを水で溶かして、筆で布の切った部分に塗るという方法がありますが、
私、やってみたところ。ほぼ効果はなく、
水とボンドの後が残ってしまい、あまり意味がありませんでした…。
なので、私のようにお裁縫に自信がない人は、リボンを活用するのが良いですよ!
さて、今度はドレスの表面の部分を作っていきます。
まず、サテン生地の布を、上記のように凸型に切ります。
長さはアバウトでいいのですが、参考までに。
「凸」の上の部分が4㎝、横の部分がそれぞれ4センチずつ。(横幅系12㎝)
経ては、凸の出っ張り部分が3㎝くらい、下の土台部分が4㎝くらいです。
まずは「凸」の土台部分を半分に折り、先ほどと同じように縫っていきます。
最後まで縫い終わったら、糸をキューっとひっぱりギャザーを寄せます。
ただ、先ほどのスカートほどきつめにするのではなく、緩めで十分です。
続いて、凸の上の部分です。
出っ張り部分を少しだけ折り返し、先ほどと同じように縫います。
こちらも緩めにギャザーを寄せます。
次に細めのリボンを用意します。
今回は、「白」のリボンにしましたが、
青いリボンにしたら「サムシングブルー」で素敵だと思います。
先ほどの「凸」をウサギさんに合わせます。
用意した細いリボンを、「凸」ごと、ウサギさんに帯のように巻き付けます。
後ろでリボンを結びます。
前にするとこんな感じ。
完成です。
リボンは気になるようでしたら、短く切っちゃってもOKです。
結びめが綺麗にいかず、気になるようでしたら
パールモチーフやバラモチーフなどを上から貼り付けて隠しちゃいます。
これだけだと、ちょっと寂しい感じもしますので、
リボンで作ったバラを付けるなど自由に飾り付けをしてみましょう。
白いバラも素敵ですよ。
ちなみに、リボンでのバラの作り方はこちらの動画がとても分かりやすく、
私も参考にさせていただきました。
動画の長さは10分ほど。音声アリです。
前半、リボンの種類の説明がありますが、「どんなリボンでもできますよ!」という内容なので、
お急ぎの方は、1分30秒くらいのところから再生するとすぐに作り方に入れますよ。
最後にベールとかも付けたら、こんな感じになります。
シルバニア ウェディングドレス ベールの作り方
ベールは、このように、長めに一枚と短めに一枚のアミアミの布を切ります。
布以外でもレースとかでやっても可愛いと思いますよ。
重ねて上の部分を縫い、ギャザーを寄せます。
白い細目のリボンを、ウサギさんの耳の太さに合わせて切ります。
リボンに先ほど作ったベールを縫い付けて、ウサギさんの耳につけて完成です。
このとき、脱着できなくても良いのであれば、ウサギさんの耳にリボンを巻いたままリボンを縫い、
ベールも付けてしまうと、ウサギの耳にピッタリとついて綺麗な仕上がりになります。
また、リボンにパールを着けたり、バラを着けたりすると華やかになりますよ。
ココは縫うよりもボンドがあれば、ボンドで付けちゃう方がきれいに仕上がります。
後ろにバラを付けて、縫い目を隠してます。
パールを巻いて、華やかにしてみました。
後ろ向きはこんな感じ。後ろから見ても結構、様になっているんじゃないかな?って思います。
シルバニアのドレスづくりは誰にでもできる!
こんなに適当でも意外とドレスが作れちゃいますよ。
他にもアレンジで・・・
こんな感じのドレスを作りました~。
シルバニアの人形はとても小さいから、
失敗しても布は無駄にならないし、色々試しながら作ってみると楽しいですよ^^
ぜひ素敵なドレスを作ってみてくださいね。