結婚指輪 金属アレルギーにはチタン?デメリットや変色、傷の心配は?

結婚指輪は毎日つけるもの。
もしも、金属アレルギーがあったら…
折角の結婚指輪が着けられない…。

金属アレルギーの人でも、
アレルギーの出にくい素材 それが「チタン」です。

アレルギーが出にくいのであれば、チタンで結婚指輪を…と考えますよね。

では、いざ購入に踏み切る前に、
チタンのデメリットや傷のつくやすさ、変色についてはどうかなどを、
勉強しておきましょう!




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結婚指輪 金属アレルギーならチタンがおすすめ?

まず、金属アレルギーはどうして起こってしまうのでしょうか?

普通は、金属を身に着けていても、アレルギーが出たりはしません。
でも、アクセサリーとして体にずっと着けていると、
汗などにより、金属が溶けだします。
溶けだしたときに発生するのが、金属イオン。
このイオンが、皮膚を通じて体内に入っていきます。

この金属イオンによって特になにも反応の起こらない人もいますが、
人によっては、水ぶくれができたり、
痒くなったり、赤くなったり・・・と
金属アレルギーの症状がでてしまうですね。

また、今までは大丈夫だったのに、
ある日突然、この症状が出て金属アレルギーになってしまう人もいます。
(まるで花粉症みたいですね)

では、金属アレルギーが出てしまったら、
もう指輪はあきらめるしかないのでしょうか?
普段のアクセサリーは我慢できても、
結婚指輪だけは特別。
アレルギーでも身に着けたいと思いますよね。

一般的に、金属アレルギーが出にくい素材として、

金、プラチナ、チタンなどのレアメタル

が知られています。
結婚指輪は金やプラチナで作ることが多いので、
アレルギーの人でも大丈夫では?と思うかもしれませんが、
実は違うのです。

ほとんどの金やプラチナの指輪は、純正ではありません。
18KやPT900などは、
金やプラチナ以外に、指輪の強度を上げるために、
他の銅やパラジウムなどの金属が含まれています。

この金・プラチナの指輪に微量に含まれる、
銅やパラジウムなど他の金属によってアレルギーが起きてしまうのです。

では、K24などの、純金の指輪にするという手段もありますが、
99%以上の金は、他の金属を混ぜるよりも強度が落ちて、
普段使いの指輪にはあまりふさわしくなかったりします。

なので、普段使いの強度などを考えても、チタンは金属アレルギーの人にも人気の金属なのです。


チタンって、どんな金属?

さて、ここで、金属アレルギーの人に人気の結婚指輪の材質のチタンはどんな金属なのか、
見てみましょう。

チタンは、実は私たちの生活に、ありふれた金属です。

チタンはとても、軽くて丈夫な金属。
そのため、飛行機や宇宙船の部品にも使われています。

私達の体に直接触れる、医療器具。

これもチタンです。
チタンは金属イオンが溶けだしにくい金属のため、
金属アレルギーを起こしにくいのです。
さらに、チタンは錆びにくい素材でもあります。
そのため、医療現場でも使われています。

医療現場で使われているということが、何よりもチタンの金属アレルギーの起こしにくさを物語ってますね。

では、見た目です。
いくら、金属アレルギーの人でもつけれるといっても、
見た目があんまりにも残念だったら、
結婚指輪として毎日身に付けたくはないですよね。

見た目は赤茶色っぽい、グレーブラッグ。
渋い色をしています。男性に人気です。

また、普通のプラチナリングとチタンリング。
素人目に、ぱっと見で違うとわかるのかも気になりますよね。
実際に手に持って、見比べたら、チタンリングは軽いので、
どちらがプラチナでどっちがチタンかはすぐにわかってしまうと思います。

でも、じっくり見比べずに、人の指についているのをチラと見た程度であれば、
その道の人でない限りは

「あ、あれはチタンだ!」

とわかることはほとんどないようです。
私も、ただの素人なので、見分けることはできないと思います。

人によっては、チタンは軽いので安っぽくて嫌!
という人もいるとは思います。
確かに指輪を付ける本人たちがそう思っていれば、
持った感じや指輪の嵌め心地が軽くて、
嫌かもしれませんが、人目を気にしているにすぎなければ大丈夫そうですね。



チタンの結婚指輪の価格は?

では次に、チタンの結婚指輪の価格の相場はどうでしょうか?

どんな素材の指輪にも言えることですが、
ピンキリです。
ブランドや作り方、形、こだわり…
色々な理由で価格は変わっていきます。

なので、一概に何円、とは言えません。

ですが、チタンはプラチナや金よりも、だいぶ安価な素材です。

そのため、当然結婚指輪としての価格も安いです。

結婚指輪をプラチナや金で作ると、安くても2本で10万円以上することが多いと思いますが、
チタンであれば、2本で5万円程度から作ることもできます。



結婚指輪をチタンで作るデメリットは?

軽くて、丈夫。しかも、価格も安い。

そんなチタンですが、デメリットはないのでしょうか?

次はチタンのデメリットを見てみましょう。

チタンのデメリット

・重量感がない

・サイズ直しが難しい場合あり

・資産的価値がない

これらのデメリットがあります。

一番のデメリットは「資産的価値がない」
という点かと思います。

特別な結婚指輪だから、金やプラチナなど、高級な材質で作りたい!
という思いが強ければ、チタンでは叶えることができません。

チタンの指輪は安く買えるというメリットもありますが、
当然、資産的価値もほぼ無いに等しいのです。

チタンはありふれた金属で、希少性はまったくないですからね…。

続いてネックになるのは「サイズ直し」ですよね。
チタンはプラチナや金よりも硬い素材です。
そのため、プラチナや金よりもうーんと丈夫です。

なので、サイズ直しもしにくいんですよね。
私も、チタンはサイズ直しができない、という話を聞いたことがあったので、
色々調べてみたのですが、
チタンリングを取り扱うお店によっては、
「サイズ直し可能です」とホームページなどに記載しているところもありますので、
お店によっては、チタンリングのサイズ直しが可能のようです。
チタンでリングを作る際、サイズ直しが可能かどうかチェックしたほうがいいですね。

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結婚指輪 チタンは変色してしまう?

では、次にチタンは変色には強いのでしょうか?

チタンは錆びないし変色もしません。
温泉に入っても大丈夫!

チタンは強アルカリ性に反応して溶けたりする性質がありますが、
日常生活で強アルカリ性のものに出会う機会はほとんどありません。

なので、日常使いでの変色はありません。



結婚指輪 チタンで作ったら傷はつく?


次に傷はどうでしょうか?

変色しないチタンでも傷はつきます。
チタンが、金やプラチナなど他の素材に比べて、
傷がつきやすいわけではありませんが、
やはりどんなに硬いチタンでも、摩擦や、衝撃によって傷がついてしまいます。

チタンの指輪は最初は磨かれていて、ピカピカと光沢があると思います。

ですが、毎日つけていると

「あれ?なんだか白く曇ってない??」

と思うときがくると思います。

これは、白に変色してしまったのではなく、
摩耗によって、指輪表面に細かい傷のようなものが着き
白く濁って見えるようになってしまうんですね。

もちろん、他の素材にも言えることですが、
そういう場合はお店で磨きなおしなどのアフターケアをしてくれることがほとんどです。

指輪を購入するときは、アフターケアのことまで聞いておくのがいいですね。


結婚指輪 金属アレルギーのためのチタンについてのまとめ

金属アレルギーでも結婚指輪をあきらめたくない!
という場合はやはりチタンがおすすめですね。

本当はプラチナや金よりも丈夫なチタンは、
「永遠を誓う」結婚指輪にはもってこいなのかもしれません。

大きく致命的なデメリットもないように思います。

ただ、いくら金属アレルギーに強いチタンといっても、
すべての人が大丈夫なわけではありません。
人によっては、チタンアレルギーの場合もあります。

金属アレルギーの検査を検討中の場合は、こちらの記事をご参考ください♪↓
金属アレルギーの検査はすべき?何科でどんな方法でできるの??



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