結婚式に遠方から友人などゲストを呼ぶ場合、
交通費をお車代として、半額~全額負担するのがマナーですよね。
…が、どうしてもお車代を捻出するお金がない…!
そんな場合はどうしたら良いでしょうか??
お車代を出すのは常識…、それでも出せない時、どのような対応をすればよいか紹介します。
目次
結婚式 お車代を出せない時はどうしたら??
遠方から結婚式に来てくれるゲストが多い場合、
お車代だけでも数十万円の出費になりますよね。
これは中々痛いものです…。
ですが、遠くから来てくれるゲストの立場になってみると、
ご祝儀に交通費や宿泊費に…1回結婚式に行くだけで10万円ほどの出費になるのは中々つらいものがあるでしょう。
そのため、予算が厳しくても最低でも交通費の半額を負担するのがマナーです。
でも、どう頑張ってもお車代を用意することができない…
そんな時どうしたら良いのでしょうか?
結婚式の予算を削れないか経費をチェック
まずは、お車代を「出さない」という選択をする前に、結婚式にかかる費用を全部チェックしましょう。
どこか削れるところはないでしょうか??
引き出物やお料理など、ゲストへ直接おもてなしとなる部分を削ることはおすすめできませんが、
他の自分自身のところで削れるところはないでしょうか?
…例えば、
・エステなど美容費用がかかりすぎてないか?
・会場装花などのランクは下げられないか?
・ビデオやアルバムなど削れるところはないか?
・演出を減らせないか?
などなど、見直してみましょう。
一生に一度の結婚式なのだから、ドレスも好きなものを着たいと思います。
エステにも行って完璧に仕上げたい。
お花も素敵にしたいし、ビデオやアルバムだって欲しい…。
もちろん、その気持ちはとても良くわかります…。
でも、お車代を出さないことで、
今まで仲良しだった友達との仲がぎくしゃくしてしまう…
ということも実際あり得るのです。
確かに一生に一度の結婚式、妥協はしたくありませんよね。
でも、そのために、遠方から結婚式に駆けつけてくれる大切なお友達が離れてしまったら、
とても悲しいことですよね…。
なので、まずは結婚式にかかる経費をしっかりと見直してみるところから始めましょう。
ご祝儀を辞退する
結婚式にかかる経費を見直してみたけれど、もう削れるところはない!
今からじゃもう変更ができない…( ;∀;)
そんな場合もあるかと思います。
そんな時は「ご祝儀を辞退する」という方法もあります。
友人のご祝儀の相場は3万円。
日本国内であれば3万円あれば片道分くらいはぎりぎり賄えそうですよね。
あらかじめ、招待する友達に、
「遠方から来てもらうのに、
本当に申し訳ないんだけど、お車代が出せません…。
なので、ご祝儀は遠慮いたします。
手ぶらで来てくださいね。」
と電話やメールなどで伝えておきましょう。
友人間であればお互いお車代はなしにしようと相談する
この方法は親しい友人、親友レベルの子でないと厳しいと思います。
そして、その友人も結婚予定があり、結婚式に出席する予定がある…という場合のみになりますが、
「お互い交通費負担すると大変だし、
私達はなしにしよう」
と、あらかじめ相談しておきましょう。
自分もその友人にお車代は出さず、
その代わり友人の結婚式に行くときにもお車代はもらわない、
というお互い様の状況にしましょう。
ただし、相手に結婚の予定がなかったり、
友達は遠方から来るけど友人の結婚式は自分の家のそばだったり
と相手と自分の条件が釣り合わないと、
相手をもやもやさせてしまう可能性があるので注意が必要です。
とにかく事前連絡!
どうしてもお車代が出せない場合で、まだ招待状の返信がかえって来てない場合は、
事前にお車代が出せないことをお伝えしておきましょう。
お車代が出せないのに何も言わないでいると、
相手も
「お車代出るのかな?出ないのかな?」
と不安な気持ちになりますし、
その結果、お車代が出れば特に大きな問題にもならないと思いますが、
当日お車代が出なかったら、嫌な思いをさせてしまう可能性もあります。
なので、結婚式への招待を打診するときや、招待状を送ったときなどに、電話やメールで、
「本当に申し訳ないんだけどお車代が出せないんだ…。
それでも良ければぜひ出席してください」
とお伝えしておきましょう。
そうすれば友達もお車代が出なければ、結婚式に出席したくない、と思っている子であれば、
欠席の連絡が入るでしょうし、
お車代が出なくてもお祝いに駆けつけたい!という人はそれでも来てくれると思います。
(ただ…その結果欠席が増えてしまっても、
それはそれで仕方がないことだと、割り切る必要があります。)
何より事前連絡が大切ですよ。
結婚式のお車代が出せない時の対処法まとめ
結婚式のお車代がどうしても出せない場合の対処法を紹介しました。
遠方から来てくれるゲストのために、本当ならば多少の無理をしてでも、半額でもお渡しした方が良いですが、
どうしても出せない場合は、ご祝儀を辞退するなど、相手にもあまり負担をかけないようにしたいですね。
また、ご祝儀を辞退するにせよしないにせよ、お車代が出せない場合は、事前連絡が大事です。
お金のことでお友達が離れていってしまう…そんなことにならないように注意したいですね。