バージンロード 父親と歩きたくない場合誰と歩く?

結婚式の入場の時にあるくバージンロード。
父親と歩くのが定番ではありますが…
父とバージンロードを歩くのは絶対に嫌!という人もいると思います。
かくいう私も、お父さんとバージンロードを歩くのは嫌でした…。

バージンロードを父親と歩くのが嫌という場合、どのようにしたら良いのか、誰と歩くのがいいのか、お伝えします。




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バージンロード 父親と歩きたくない

娘と父親の関係って人それぞれ色々ありますよね。
父親と良好な関係で、バージンロードは絶対にお父さんと!と思えるのであればそれに越したことはありません。

…でも、残念ながらそう思えず、お父さんとバージンロードを歩くなんて無理・・・!という人がいるのも事実。

私も、父親のことが本当に大嫌いで結婚が決まって、結婚式を挙げることになってもお父さんとバージンロードを歩く嫌で嫌で仕方がありませんでした。

式場の見学に行って、プランナーさんがバージンロードの説明をしているときに、

「父親と歩かなきゃいけないんですよね?」

と聞いたときに、

「本来の意味からすれば、父親と歩くのが定番ですね。人前式では新郎と入場されるかたもいますが、個人的にはやはり父親と歩かれるのがおすすめです」

と言われたとき、思わず少し泣いてしまった…そのくらいには父親と歩くのが嫌でした。

なぜ、父親と歩きたくないか、ここに書くと非常に長くなるうえに、脱線しまくるので詳しくは書きませんが、一言でいうと、
私の父親はパチンコ依存症だった過去があり、そのせいで母や姉、私に多大な迷惑が掛かり大変な目に合ってきたからです。

普段から父親が何を考えているかわからず、そのような経緯もあり、父親が嫌いだったし、今までさんざんつらい思いをさせてきて、今更なぜ父親とバージンロードをあるかなきゃいけないの??

と思っていたのです。

人それぞれ事情は色々。
結婚を機に今までのわだかまりを解消できる人もいれば、まったくできない人、今まで以上に嫌いになってしまう人…
など人によって事情は違います。

なので、無理に父親とバージンロードを歩く必要はないのです。

私は結果的に、バージンロードを父親と歩く決断をしました。
彼や母やプランナーさんに言われたからではなく、自分の意志で父親とバージンロードを歩くことにしました。

今までの父の行動を完全に許せたわけではないけれど、少し自分の方から歩み寄ろう、父を許してあげよう、ずっと父が嫌いで父に対して酷い態度をとった自分も許してあげよう、そう思うことがなぜか自然とできるようになりました。

父親とバージンロードを歩いて、今はよかったと思っています。
でも、もしも自分の意志ではなく、誰かに「父親と歩くべきだ」と強く言われてしぶしぶ歩いたのだったら、きっと良い思い出にはならなかったと思います。

このページを読んでいる人の中には、私なんかの事情よりももっと複雑で深い悩みが父親や家族との間にあるかもしれません。

父とバージンロードを歩きたくない、でも周りが父親と歩くべきだと進めてきてどうしたらいいか悩んでいるのかもしれませんね。

でも、私は言いたい。

「自分の気持ちを我慢してまで父親とバージンロードを歩く必要はない」のだと!

バージンロードは花嫁の人生を表しているんですって。
生まれてから今まで守ってきてくれた人(父親がポピュラー)とともに歩き、バージンロードの先で待つ新郎のところまで行き、今度は新郎と手を取り、二人で歩いていく…

大事なのは「父親」と歩くことではなく「今まで守ってきてくれた人」と歩くこと。
生まれてから結婚する日まで守ってきてくれた父親がいる人は父親と歩けばいいと思います。
でも守ってくれるべきだった父親が守ってくれなかった人もいるでしょう。

厳格なチャペルでの教会式では、父親と歩かなければいけないなど決まりがあるかもしれません。
でも、ホテル内のチャペルなど「人前式」という形を取れば、父親と歩かなくてはいけない、という決まりはありません。

結婚式は新郎新婦が主役。
主役の一人である新婦が嬉し涙、感動の涙ではなく、悲しみ苦しみの涙を堪えて無理して父親とバージンロードを歩くことにどれほどの価値があるのでしょうか?

父親と歩きたい、歩こうと思えないのであれば父親以外と歩くバージンロードだって、それもその人の人生だと私は思います。

「人前式」というのは神様の前で結婚を誓うのではなく、参列してくれた人達に結婚を誓うという形です。
形式、演出が自由なので、人前式を選べば父親とバージンロードを歩かないのも不自然ではなく、お客さんにも「最近はこういう結婚式があるんだな」と思ってもらえる可能性が高いのでおすすめです。



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バージンロード 誰と歩く?

ではバージンロードは誰と歩くのが良いでしょうか?
私は、お父さんとバージンロードを歩きたくない!と思っていたころは、彼(新郎)と一緒に歩くつもりでいました。

私達は人前式で結婚式をしたのですが、それでもプランナーさんに「バージンロードは一人で歩くのはダメなんです」と言われました。

「父親」でなければダメというわけではないけれど、誰かしらのエスコートが必要と言われました。

どうしても一人で歩きたい場合は式場探しの段階で「一人でバージンロードを歩く」というのを止めない式場を選ぶ必要があると思います…(-_-;)

父親ではなく母親と歩くという選択肢もありますが、父親が存命の場合で母親と歩くとなると、不躾な話ですが、自分の親族や相手方の親族に「なぜ?」と不要な詮索を受ける必要があるので避けたほうが良いかな~と個人的には思います。

なので、父親が存命で父親とはバージンロードを歩きたく宅内場合は人前式で「彼と一緒に入場」という形を取った方が、一番不自然にならず、参列した人にも「最近の結婚式はこういう形もあるのね~」と流してもらえるのでおすすめです!


バージンロード 父親と歩きたくない まとめ

バージンロードを父親と歩きたくない場合は人前式という形式をとり彼と一緒に入場するという形がおすすめです。

中には、父親本人や母親に「お父さんと歩きなさい!」と言われて困っている人もいるかもしれませんね。
でも、今までお世話になってきた人から強く言われたとしても、ココは自分の意志を貫いてもいいところだと思います。
これからは、何事も自分たちで決めて、自分たちで生きていく。
いつまでも誰かの言いなりにならず、心を強く持って、結婚式、自分たちの納得いくように、悲しい気持ち苦しい気持ちにならないように、そして楽しめるように、がんばってくださいね!



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