結婚することが決まり、両家が初めて顔を合わせる場所。
それが「両家顔合わせ」ですよね。
新婦の立場からすると、色々と気を遣わなきゃいけないだろうし…。
中々大変ですよね。
その一つの悩みがお酒の「お酌」ではありませんか?
やはり…、新郎側のお父さんやお母さんに、
お酌をしないと、気が利かない子と思われてしまわないだろうか…。
と心配になりますよね。
私も、当日は、お酌に行くべきかどうか迷いながら、
オドオドとしてしまったと思います。
今回は、結婚の両家顔合わせでのお酒の振る舞い方。
お酌はすべきなのか、するならタイミングはいつか!などについてお話していきますね!
結婚顔合わせではお酌をすべき?
結婚顔合わせで女性(新婦)は、新郎の両親たちにお酌をして回るべきなのか??
実はコレ、
「お酌は当然するのが常識」
という意見と
「お酌なんてするべきではない」
という両方の意見があるんです。
地域によっても、またそれぞれの家族によっても考え方が違う見たいで一概に言えないのが、難しいところ。
また、お酌に関しては、彼の家族がどっち派なのか確認するわけにはいかないですよね…(;´・ω・)
悩ましい問題です。
では、それぞれの言い分を見てみましょう。
まず、「お酌をすべき」という意見です。
最近では、新郎新婦が主催の顔合わせスタイルが増えています。
主催ということは「おもてなし」をする立場だということです。
お酒を注いであげるのも一つのおもてなしですよね。
なので、新婦だけに関わらず、新郎もそれぞれの両親にお酌をして当たり前…。という考え方ですね。
また、お酒を注ぐというのも、一つのコミュニケーションになりますよね。
「お父さん、一杯いかがですか?」
「ありがとう」
と、会話にもなりますし、距離も縮まります。
そういった面を考えれば、お酌というのも悪くないですよね。
次に「お酌をすべきではない」という意見です。
これは少し古い考え方になります。
お酌をするというのは、通常、妻が夫へする事なんですって。
つまり、顔合わせ段階の女性はまだ結婚したことがないわけですから、
お酌の仕方なんて知らなくて当然です。
もし、結婚経験がなくてもお酌のやり方を知っている女性というのであれば、
それは水商売をしている女性ということになります。
水商売を否定するつもりはありませんが、
結婚顔合わせの時に「自分は水商売の経験があります」
なんてアピールするような行為と取られてしまいかねないので、
お酌をするのはNGという考えかたがあるのです。
古い考え方かもしれませんが、相手の家族がこういう考え方だとしたら…
ちょっと怖いですよね。
では、実際どう振る舞えばいいのでしょうか?
私は、成り行きに任せました。
私も、私と彼が主催で、それぞれの両親を招くという形での結婚顔合わせでした。
「お酌したほうがいいのかな?」「しなくてもいいのかな?」
なんて、ドキドキしながら思っていたのを覚えています。
顔合わせは、私と私の父、母。彼と彼の父、母。の6名でした。
必然的に私が一番下座で、彼のお父さんは一番の上座です。
(座り方についてはこちら:結婚顔合わせの時の座り方、上座に座るのは?)
つまり、私にとって、彼のお父さんって一番遠い席に座っているんですよね。
お酒を注ぐときに、席を立って、上座に座る彼のお父さんの横へ行き、
「一杯どうぞ」
なんてできる行動力が…、私にはありませんでした。
実際は、
彼のお父さんには、私のお父さんがお酌をして、
私のお父さんには、彼のお父さんがお酌をしてくれました。
なので、結局お酌は出来ずに終わってしまいました。
ですが、とても自然な形だったのではないかな?と思っています。
それに、お酒を注がなかったことについて
「彼のお父さんやお母さんにお酌をしないなんて非常識だ」
なんて言われたことはありませんでした。
それに、今でも彼の両親とはうまくやっていると思っています。
とはいえ…
グラスが空いた時には、
「何か注文しますか?」
などと、声をかけたりなど…、もちろん気を遣うようにはしました。
ビールでもビンではなくて、生ならば、お店の人が持ってきてくれるので、注ぐ必要はありませんよね。
お酌のことが面倒であれば、極力注ぐ系のお酒は避けて、お酌が必要ないものにしちゃうといいですね。